マスード ジャーン・紗那 様
大和のとある一軒の教会。上空には時より巨大な飛行機が行き交い普段こんなに近くで飛んでるものを見慣れない私など『w(°0 °)w!!』と言う感じでしたが教会内に1歩足を踏み入れると優しい笑顔で挨拶してくださる教会の方々や賛美歌の美しい声が響いています。
こちらの教会は3階程の高さまでの吹き抜けの立派な造りで照明機材もどこかの音楽ホールのようです。
廊下を拝借致しましてカメラの準備をさせていただき準備OK。
と、ご新郎ご新婦様ご一行がご到着です。
本日はご衣裳やブーケブートアなどご持参されたので大変でしたことと思います。
ご新婦ご新郎それぞれのお部屋にてお支度が始まります。
ご新婦にはお母様がご新郎にはお父様がそれぞれ付き添います。
本日ご新婦のメイク担当はT。もうこの業界2桁の大ベテラン。
挙式開始まで時間の迫った中手早くそれでも確実に完璧な花嫁メイクをこなして行きます。
本日は挙式のみということなのですが挙式の数時間後にパーティーがあるとのことでそれまで髪に飾った生花がしおれてしまうのではないか冷蔵庫に保管しておけばいいのかとご心配そうなご新婦に「そうなんだ~!」と私カメラマンもびっくりな裏技(?)生花復活保存法を教えて差し上げたメイクT。
手前味噌な話になってしまいますがメイクさんと言ってもメイクを完璧にこなせば良し。と、いうものではないのですね。
この時点ではまだまだ気持ちのほぐれないご新婦の不安な気持ちをメイクTはその経験とトークでほぐしていきます。
ひとりの女性が花嫁に変身していくその変化を拝見させていただけるこのシーンはとても好きな私です(*^^*)
このシーンをお近くでご覧になってらしたお母様もきっと愛娘の更に美しくなっていかれるお姿をお楽しみ頂けたのではないかと思います。
ご新婦のお母様お花を育てたり生けたりもなさるそうでほんとは花嫁のブーケもご自信でご製作されたかったとおっしゃておりましたが
教会内祭壇に生けられた見事なあれは八重桜でしょうか?を中心としました花々はお母様作だそうです。
ちなみにブーケやブートニアはご友人作で花自体も育てられたものだそうです。こんなバラが庭で咲いてるなんて凄いですね。
廊下ではお支度を終えたご新郎とお父様がなにやら悩んでいらっしゃいます。
ブートにあの付け方が分からないと・・・。
お恥ずかしながら私もお役に立てずプランナーYを呼びます。
たかがブートニア付けるくらいと思われがちですがこれがなかなかこつがいるのです。
このシーンも撮影させていただこうとカメラを向けた時の少しはにかんで恥ずかしそうなご新郎の笑顔がキュートでした(^^)
さぁ、挙式の始まりですが、本日はこれから始まります!
といった区切られた挙式ではなく小さな川の流れが大河に合流するように自然にご入場が始まりお式が進みご退場となりました。
とってもこの教会の中に馴染んだお式でございました。
挙式の後はご神父様との3ショット、おふたりの2ショット、お父様、お母様、妹さん、ご親戚やご友人と記念写真。
教会建物の外や光溢れる中階段でのポーズをたっぷり撮影させて頂き本日の私のお仕事は終了となりました。
信仰を共にされるおふたりとそのご家族ご友人。
これからも硬い結びつきでお過ごしになられることでしょう。